2019.07.20

チェンマイで予定がない日の退屈しのぎに前回ステイ時から気になっていた、
チェンマイから1時間余りで行ける鉄道駅クンターンへ行ってみた。

この田舎駅クンターンは、二つのタイNO.1があるという。
一つはトンネルの長さがタイNO.1, もう一つは標高がNO.1。

何はともあれ、ということで、チェンマイ駅へ。
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チェンマイからバンコク行きの鉄道は午前中は3本しかない。
前日ウィッパナンの受付で話していたら、朝一番の6時30分発の列車だと無料だよって。
ほんとかな???
私たちは8時50分発に乗るべく、少し早めの7時半にgrabでCar予約。
コンドミニアムからチェンマイ駅まで81バーツ。

チェンマイ駅でパスポート提示して、片道一人50バーツ。
おかしいな、webで調べたところでは15バーツと書いてあったのに、と思いながらも
話が通じないので、そのまま払った。
そしてチケットと時刻表一覧をもらって納得。
15バーツは3等車両で、この時間の列車には3等車両がなかった。
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sprinter 特快列車 そして上部には 2nd air 二等 と書いてある。
三等車があるのは6:30、9:30、15:30発のようである。
エアコン車両で冷え過ぎ、寒かった。席は指定席。
天井には扇風機もたくさんついていた。
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発車してすぐに検札に。
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ジュースを載せたワゴンが回ってきて、みんなに配っていたがお金を払っている風にも見えなかったので、私たちももらえるかと期待して待っていたら、スルーされてしまった。
短距離の人にはサービスがなかったんだ。そうだよね50バーツしか払ってないんだもの。
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割にいい車両だ。
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ランプーンに一つ止まって、二つ目の駅。定刻の9時47分に着いた。
車掌さんがちゃんと知らせに来てくれて、降りるデッキのところまで案内し、止まるのを待ってドアを開けてくれた。なんと親切なことか。そこで降りたのは私たちだけだった。
とてもかわいい駅、クンターン。
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すぐに帰りの切符を購入。
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13時30分発、これは3等があって料金は一人15バーツ。55円くらい。ゴルフ場に行くのと同じ値段。これは座席指定なし。
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駅舎並びにあるトイレ。前には花が植えてあってすごくオシャレ。もちろん無料。
チェンマイ駅のトイレは有料3バーツ、しかもティッシュがなかったので聞いたら、これも有料で5バーツだった。
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クンターン駅のまわりがほんとにかわいくて、シャッターをたくさん押してしまった。
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これがタイNO.1のトンネル。全長1352,15 mあるというが、 覗いたら向こう側の出口の明かりがかすかに見えたように感じた。そんなことないよね。
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私たちが乗ってきた列車がトンネルを通っていくのを撮った。
 

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クンターン国立公園の入り口はここから1300メートル登ったところにある。
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結構勾配がある山道、途中には道標が200メートルごとにある。とても親切だ。
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ここはランパーンへ行く方向との分かれ道。
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やっと公園の入り口、そしてここが7キロのトレッキングコースの出発点。しっかり汗をかいた。
本来ならトレッキングしたいとこだけど、往復で7時間はかかると書いてあったので断念。
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ここは、駅のすぐそば、公園入口への登り口の横にあった寺院への階段。
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ひっそりとありました。
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こんな田舎の駅にも、トンネルの写真を撮りに結構人が訪れていた。
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駅のそばのレストラン。ビールがないと落ち着かない。
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ちょっとちらしましたが、一人前頼んで分けました。それでもこんなに多いんだから。
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犬の多かったこと、でもみんなおとなしかった。
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ポイントの切り替えも手作業で。
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帰りは各駅停車だったので、来るときに止まらなかった途中駅に6駅も止まった。
みんな似てるけど、違う駅。みんなかわいい。
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この駅はランプーン、人がたくさん降りた。
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各駅停車の列車の社内風景。警笛を鳴らしながら走り、レトロでなんか郷愁を感じる鈍行の小旅行、しかも15バーツで、楽しかった。
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バンコクから来る列車は、2~3時間遅れもざら、などの書き込みがあったので遅れを心配していたが、定刻通りに来た。
チェンマイ駅から帰るのにまたgrabが使えるかと思っていたら、駅周辺は乗り入れ禁止みたいで、全く通信不可。今回感じた交通事情、行きはよいよい、帰りは怖い、かな?帰りのことをしっかり確認して行動することが大事だという事。赤ソンテウがたくさん待機してたけど、高額吹っ掛けられて断れないことを考え、少し歩いてR1バス停を目指した。そんなに遠くなく、アプリで確認しながらだったので何とか問題なく。
暑い一日だったが、行って良かった。